大雨

ひと晩中、大雨が降っていました。何日も雨が続いています。

こんな日に思い出す聖書箇所は、ノアの方舟の話です。ここに、私の好きな御言葉があります。

洪水が終わり、ノアが主のために焼き尽くす献げ物を祭壇の上にささげた後、神が言われたことです。

ー主は宥めの香りをかいで、御心に言われた。

「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。私は、この度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。ー 創世記 8.21

人の心が最初から悪いので、神は人を滅ぼさないと決めたと言うのです。

人は自分を救うことが出来ない絶望的な存在なので、一方的な救済をなさるということでしょう。

底知れない憐み深さです。

 

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