アシナガバチⅢ
11月25日、アシナガバチの巣は空になっていました。
11月に入ってから、ハチの数は徐々に減っていきました。巣の下に死骸は落ちていません。どこかに飛んで行って死ぬようです。11月24日には、10匹に満たないくらいでした。一匹だけ少し大きいハチを見かけた気がしました。女王バチかも知れません。寒い日や雨の日には巣でじっと動かずにヒマワリの種のようになっていたアシナガバチたちでしたが、23日くらいから暖かい日が続き、歩き回っていました。
気温が下がりきらないうちに、みんなで飛んで行ったのでしょう。働きバチたちは、死に場所をみつけて、生を全うします。新女王だけが冬を越し、来年の夏に新しい巣を作ります。
みんな、与えられた生を生きて死んでいきます。