カトリック新聞は左派メディア(1)

カトリック新聞は、週1回発行されます。長年読んでいますが、左傾化してるな~、と気が付いたのは、この数年です。

環境問題やSDGsに積極的なフランシスコ教皇の動向は、肯定的に伝えられています。

LGBTの人権を擁護する記事も目立ちます。

法務省・出入国在留管理庁の収容施設に収容中、または仮放免中の外国人たちへの「人権侵害」について訴える連続の特集を組んでいます。

以前、麻生太郎(カトリック信者)の靖国神社参拝を批判していました。

反トランプの投資家が、エッセーを連載していたこともありました。トランプ大統領が現役大統領だった頃のことです。

エッセーの内容は、彼が金融界で活躍していた当時の経験や思索に加え、今後は持続可能な経済発展の為に、農業や環境分野に投資していきたい、という話でした。

文章の中には、トランプ大統領についての批判が散りばめられていました。差別と分断を作り出しているという常套句の他、“トランプ氏は妻が年をとると若い女性に取り換える。現在の妻は3人目だ。自分はトランプ氏とは逆の価値観を持つ人間だ。一人の妻と長年連れ添っている” という事まで書かれていて、私は「どうでもいいよ」と思ったものでした。

不快感を覚えたのは、“アメリカでは、クリスチャンを名乗る者たちがこの大統領を支持している” という文章でした。福音派の人々のことを指しているのは明白です。自分が嫌いな大統領を支持しているという理由で、“クリスチャンを名乗る者” 呼ばわりなんておかしい。こんな文章を、そのまま載せるカトリック新聞もどうなの?と思いました。

カトリック新聞は、読者を左寄りに誘導したいのでしょうか?誰の意向かは分かりませんが...。

バチカン、日本のカトリック中央協議会、カトリック新聞の動向を注視しつつ、私は自分の判断をしていこうと思います。